子供はいらない。だってこの地球の未来に期待が持てないから。
今回は、フランス人の私の友人ジャスミンから色々と違う角度から子どもを持つ事っていうものについて話せることができました。
31歳既婚の彼女は、今は子どもは欲しくないという考えに傾いているんだそう。
その理由は、この世界にそして未来に希望が持てないから。
それは、地球温暖化や経済情勢そして国の制度にも問題があると。
それは、フランスでは男女平等を支援しているはずなのに結局子どもが生まれると仕事復帰に男性と比べると不利になる。
子供を送る施設の数も少なく、母であり、妻であり、仕事ではプロフェッショナルに、家事に美容にフランスの子供を持つ女性はクタクタよとおっしゃってました。
一方、デンマーク人の夫の意見はというと、今ではなくてもいずれ子供は欲しい。
というか、疑問を持つこともなく子供はいつかは授かると思ったいると。
彼女が、どうして子どもが欲しいのか聞くと、
いわゆる、自分の人生に子どもがいたら楽しい、老後一人で生きるのは寂しいからという理由出そう。
でもこれは、ジャスミンにとっては、自分本位な理由でしかない。一人の命をこの世に送りだすのに、自分がどうこうではなくその子供の未来を考えるべきとね。
だって、子育てって自分の考えを根本に自分の子供にしつけていく訳でしょ。それってすごく自分勝手、なんて言ってました。
もちろんそれは、一つの目から見た子育てで、子どもを社会に送り込むと言うことそれ自体が、私にはもう既に社会貢献の大きな偉業だとも言えるんですけれどもね。
そして、ジャスミンは国や世界情勢にも視野を向けていました。
自分の親の時代。70年代や80年代はまだよかった。経済的にも地球の環境も。
でも、今の世界を見ていて希望が持てないと。そんな世界に子どもを送り出して良いものかと。
確かに、ジャスミンの言う通り、若い方々の視野は広くなっていっているように感じます。
世界環境活動をするスウェーデンの少女グレタトゥーンベリが国連で環境を考えず利益ばかりで世界環境を破壊していく大人に向かって how dare you.
あなたたちは一体なんてことをしてくれたの! と叫んだのは有名ですね。
人権運動家の 、若い10代の世界平和活動家も増えましたね。
日本でも、特にスポーツの世界でハラスメントを受けた若い女性が声を上げていくニュースを最近では聞くようになりました。
なんだか、若い世代は頼もしいですね。
最近は日本でも若いカップルで父親も率先して家事や子育てを協力的にやっているのを見かける様になって微笑ましく見ています。
私、個人的に付け加えたかったんですが、日本のシングルマザー。この方々に日本の行政がもっともっと欧米の様にシングルマザーへの手当てをするべきだと感じております。
彼女たちは、未来の日本を作っていく子どもたちを一人で育てているわけですからね。
自分の子どもを産むことよりも、むしろ里親になったり、養子を持つことの方が興味があると言っていました。
親が必要な子供達がまだまだいっぱいいるからと。
それでも、そこにも課題はいっぱいあり、里親になる前にその子どもたちを癒す事がまず大事なのかなともオッもいました。
ジャスミンの効能
ストレスを和らげる。これ化学的にも証明されているらしいですね。
そういえば、ジャスミンさんが日本の企業に勤めていた時も、残業をしない宣言と言うのをしたそうです。
残業しなければ日々の業務が終えられない事は、従業員ではなく時間に対しての業務の量が計算できない会社の管理に問題があると主張し見事に体制が変わったと言っていました。
ジャスミンさんのこんな行動を真似てストレスフリーな社会を目指していきたいなって思いました。