2度の手術。子宮筋腫10ヶ所で遂に子宮摘出。
今回は、ダリアさんにお越しいただきました。
インタビューの依頼をいたしましたところ、快く引き受けてくださったのですが。
実際、インタビューでは、身体的なご苦労をされたことをお話ししてくださいました。
自由が大好きとおっしゃるダリアさん。ご自身の事を放浪癖があると仰っているほど、20代の頃から、国内外問わず様々な地で生活をされていたようです。
そして、東北出身の彼女が沖縄に魅了されその後も定住しようと考えていた矢先、事情により東京に移住したそうです。
でも、それがあったからこそ、今の夫と巡り会えることができたのですと嬉しそうに、お話ししてくださいました。
そして、まもなく結婚。
その後、子宮筋腫で手術をするほどの激しい症状に悩まされたそうです。
私も、子宮筋腫で一時期酷い症状に悩まされましたが、手術するほどということなのでよっぽどだったのだと思います。
電車に乗ると、途中で着替えなければならない程。
寝る時は、介護用のおむつを履いていたほど、出血がひどかったそうです。
ところが、手術を受けたのちもまた再発してしまい、今度は、医者に子宮摘出を勧められたのです。
ここで、ダリアさんは悩まされます。
元々、子どもはできれば可愛がるが、できなければそれも人生と考えられていたとのこと。
ご主人には、前妻さんとの間に既にお子さんがいらしたのでプレッシャーがなかったと仰ってました。
でも、それよりも怖かったのが。
子宮をとることで、更年期障害の症状が早めにくるんではないか、老いを早めてしまうのではないか、などの周りの情報だったそうです。
そして、何件かのお医者さんに診断してもらい、決心がついたそうです。
「子宮をとることで今と変わることは一つだけ。
子どもが、産めなくなる。
あとは、ホルモンから来るものだから、更年期も老いも早めることも(それが原因でというのでは)ない。」
と、どの医者からも同じ事を言われたそうです。
そして、現在。
今年、50歳になったと仰ってましたが、本当にまさか!ってほどお肌ツヤツヤです。
お仕事も、出版関係のお仕事と、起業プロデューサーと、二足の草鞋を履いているんです。
そして、ご主人との共通の趣味もあったりで。
いつも、笑顔で本当に活動的にされています。
ただ、そんな元気なダリアさんも10歳の時に亡くなったお父様のお話をされている時は、とてもさびしそうでした。
もっともっと、親孝行したかったって。
でもね、そんなこと考えても今となっては何もすることできないしと仰ってました。
最後の質問の、あなたが幸せを感じる時は、どんな時ですか?という質問に対して。
いつも、幸せを感じていると仰ってました。
もう、こんなダリアさん、そしてこんな生き方をされている事が最大のお父様への親孝行なのではないのでしょうか?
「お父さん、みて。お父さんは、先に早くに旅立っちゃったけど、こんなに幸せに生きてるよ」 ってね。
きっと、こんな風に思えるのも、愛情たっぷりのご主人の存在、そしてそこに全部、頼るわけではなく、ダリアさん自身も自立して色々と活動されているからなのだと思いました。
ダリアの花言葉
優美 ダリアの花柄の着物は暑い夏に着るそうです。
ダリアさん、着物のセンスがとてもよくて、ダリアさんご夫妻が着物をきているお姿は、本当に優美なんです。ダリアのイメージそのものです。