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2023年3月 – 100のはな
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3月 2023

過干渉のお母さんが夜寝る時が私の一番幸せを感じる時

今回は、ドラジさん。

お母様からの縛りにずっと耐えてきたドラジさんが幸せを感じる時はどんな時と聞かれると、お母さんが寝静まった頃と答えてました。

もっと言うと、高齢のお母様が入院で家に戻れなくなったと知った時のドラジさんの心境は、やったーって万歳したいくらいだったと心の奥からの開放感を感じるわけですね。

私もね、告白しますね。

小学校の頃、わんぱくで近所の子供を集めてリーダー気取りでみんなを率いて虫取りにいったり遊びの中心にいつも自分をおいていました。本人は、まとめているつもりなんですけれどね。

遊び方を考えたり、みんなを笑わせたりしている内にみんなが私をリーダーとして接して来る様になるんです。

みんなが、喜んでくれるのが嬉しくてもっともっとって関わっていく内に

結果、当然の如く小学校の頃の友達とは喧嘩別れをしたり喧嘩で別れるなら尚良いのですが、気づいたらいつも一緒だったお友達が他の友達と遊ぶ様になったり。

そして、これはあまり言いたくないんだけれどね、結婚当初、オーストラリアに定住していたかった私がドイツやオーストリアに行っている間に英語どころかドイツ語の世界に身を投じている頃、それを不憫に感じてくれていた夫に、甘え放題になったしまいました。

優しかった夫の私への思いは、まるでドラジさんがお母さんの束縛を本心では嫌だったのに耐えてその場を過ごしていたように、夫は私に合わせるのに苦痛になっていく言動が少しずつ見え隠れしだしたんです。

あと少しでも、遅かったら私は大切なものを失っていたと思います。

誰かをコントロールしたり、独占しようとしたり、好きすぎて側においておこうとすると飼い猫でさえ、自分の内から去っていくのだと本当に学びました。

そしてそれは、体外自分の中の日常生活や人生が上手く進めない不満、そして自信のなさから来るものだったのです。

そこで解放が始まった時、対等に付き合おうとした時に、その距離こそが、自立こそがその関係性を深めていくものだと気づきました。

ドラジ(桔梗)の花言葉 従順に従う

心無い大人や子供からのいじめ。そしてお母様からの束縛に従順に耐えてきたドラジさんの半生。でもそこで母親を裏切らなかったのは、お母様の心の奥にある悲壮感だったり、その母の思いを子供ながらに感じ、支えてきたドラジさんの人間愛というかからくる人間分析の力なのではないでしょうか。

1日20時間寝ないといられない。

バードオブパラダイスと名付けた、クリスティーンさん。

私はダンサーである彼女が、ME・慢性疲労症候群という診断を受ける前からの彼女を知っているので

その期間を含め、今なお病気と戦っているその前向きな姿にお友達としてとても尊敬します

そんな彼女の言葉はどれもとても印象的だったけれども、

自分の人生において名付けた、スロープロジェクト。

何をするにも以前に比べたら倍以上の時間がかかってしまう。それを受け入れ一つ一つ時間をかけてこなしていく。

そこで色々な葛藤がありつつもその中で、自分の作品のクオリティが上がっていくのに気づいたと言っていました。

これ、私も学びました。

最近では、何でもかんでもインスタントの時代になってきました。

日本ではファスト映画というものまで出てきて、映画でも本でもYoutubeでも早送りでみるという傾向があると聞きました。

なんて他人事の様に言ってますけれど私も、たまに何かをしながらYoutubeを見ている時は、早送りしてしまう事があります。

一体、何をそんなに急いでいるのでしょうかね。

でも、インスタントで得た情報ってまるで受験の時の一夜漬けみたいにさっと情報が入って抜けていく時も早いですよね。

しかもこれ一瞬の満足というか、まるでインスタントラーメンの様な。

映画や本の評価を見ていても思うのが、その作品のよしあしの基準が単に結末だけに向けての判断の様な気がします。

でも、例え最終回が自分の満足が行かないものでも映画や本の見せ所ってその結末よりプロセスの様な気がして。どれほど、読み手が読む事に夢中になれるかの方がその作品の価値の様な気がします。

これって、私人生そのものもそうなのかなって思うんです。

日本では、孤独死という言葉があって論議されていたりもしますけれど、どう死ぬかより、どう人生を生きたかが重要な気がしていて。

どう生きるかも、良いことばかりじゃないから面白いんですよね。

そうなると、今が大切になるわけで、クリスティーンはこの病気になって一日20時間寝ていなければならないわけで、まさにこの瞬間、今に込めて生きているんじゃないかなって感じました。

バードオブパラダイス

花言葉は、恋する伊達者

まるで、ダンスをする彼女の様。

立って踊れなくなった彼女が考えたものそれは、ステージに私をベットごと持っていくというものでした。

彼女の幼少期は、大きくなるにつれPTSDになってしまうほどの恐怖や苦しみが多いものでした。そしてそれがその後、自分が子供を欲しいのかと考えてしまう原因になったという程です。

今の彼女は、その経験を得たからこそ今の自分がいるとか両親を愛している程になりそしてその強さが、今の病気と戦える精神力ができたのですね。

私って生まれてきてよかったの?

オーストラリアに住む胡蝶蘭さん。

私、自分が住んでいた国、そしてアメリカなど世界各国で移住した日本人の方々とお話しする機会が多くあるのですが。

よく思うのが、確率としてそんな方々って意外と幼少期が複雑だったり、日本のご家族との関係が良好ではない方が多いなって感じるんです。

ま、自分も紛れもなくその一人なのですが。

もちろん、これ個人的な私の見解ですしそうではない方もたくさんお見かけしました。

でね、こういう方ってやっぱり思うのが辛い経験をした分だけ、度胸があるというのか。それがバネになっているというのか。

だからこその、海外移住というのをやってのけることができるのだと思うんです。

その逆に幸せに育って、家族の縁が濃い方が海外移住に泣く泣く断念するという方々も若い頃には見てきました。

これは、幸せなようで家族の絆が強すぎると個人としての人生に制限がかかると一般的に言われている典型的な例えだと思います。

とにかく、胡蝶蘭さんはこの穏やかな表情の中にとても強い信念を持たれている方なんだなってインタビューをしていて感じました。

胡蝶蘭さんの話口調でついつい、流れのままオーストラリアに辿り着き、ついつい結婚され、今の人生があるのかと思いきや、よくよくお話ししてみると、それは全く逆でそこにはついついというよりは常に胡蝶蘭さんの立派な信念が健在しているのだと感じました。

とは言っても、長生きしたいかと聞かれればそれには即答でNO。

幼少期にお母様を早くになくされ、自分の存在がここにいていいのだろうかと感じるようになったとおっしゃってました。

自己肯定感が低かったともおっしゃってました。

そこで、胡蝶蘭さん。ではどうしたらいいのかと考えた結果、自分は愛されなかったとという幼少期を克服するのには、自分が自分を愛してあげればいいのだと気づいたんですね。

胡蝶蘭の花言葉、あなたを愛しています。

ヒーラーの胡蝶蘭さんにはこの精神が根付いているように感じました。

この自分を愛するというのも簡単なようで難しい事だと思うんです。

結局、自分を愛している事って、こんなに成功や成就したから自画自賛!とか、こんな素敵なところがある自分好き!というものではないような気がします。

それはあくまでも、条件付きで自分を愛しているわけで。

誰に何を言われようと自分の思いに正直に行動をお越し、その上でそこから得た経験こそが自分という人間を作りそこから自分への愛おしさや、自信がつくのではないかと私は感じます。