Top
2022年5月 – 100のはな
fade
0
archive,date,eltd-core-1.2.1,flow-ver-1.7,,eltd-smooth-page-transitions,ajax,eltd-blog-installed,page-template-blog-standard,eltd-header-type2,eltd-fixed-on-scroll,eltd-default-mobile-header,eltd-sticky-up-mobile-header,eltd-menu-item-first-level-bg-color,eltd-dropdown-animate-height

5月 2022

場面緘黙症、男性から女性へ、そして子なしの人生

今回は、ガーベラさんにインタビューしました。

幼稚園の頃から、既に自分の性に違和感があった様です。

そして小学校の頃に学校に行くと、極度の緊張から人と全く話せない。家ではこんなに楽しく親御さんとお話できるのにっておっしゃってました。

自分は、人と違うんじゃないかなって思い出したのもこの頃。

結局大人になって、それが場面緘黙症(ばめんかもくしょう)によるものだと気づいたと。

そして、奥様と結婚し、不妊治療に挑戦するも卵子を採取できず子なしの人生になり、トランスジェンダーで女性として生きる事を選び、今に至ると。

奥様との、なんでもない時間を過ごすことが一番楽しいと言ってらっしゃいました。

私、これが100のはなのなかで、伝えたかった大きな一つです。

日本のドラマやドキュメンタリーを観ていると、主人公の苦労や闘病を経て結果はどうであれエンディングは大体、いつでも応援してくれている家族との絆で終わったりで。

何はともあれ、家族って素敵となるのですよね。

いや、本当にそうですよ。

家族があるって、応援があるって素敵なことだと思います。

でもそれでは、逆に家族がいない人や、孤独に過ごすことが寂しい事のようなメッセージにもなりかねない。

これ、あくまでも私の見解ですけれどね。

一人暮らしの老人が1日のなかで寝て起きてを繰り返して、おととい作った肉じゃがの残りを食べて夜が来たから、寝る。

華やかな生活をしている方の休日は、誰からも電話もメッセージも来なくて、来るのはDMだけ。

FBインスタの友達が何千もいる人の休日はパジャマのまま1日が終わった。

家族が4人家にいるのに、みんな好き勝手にやっていて顔合わせたら一言しゃべって終わり。

こんな姿。これが日常というものなんだっという再認識が起きた時に、私は心の豊かさが生まれます。

ファイスブックやインスタで、華やかなみんなの投稿を見るのも楽しいのですがそれは、たまにあるから楽しいのであってね。

ガーベラさんのビデオを通して100のはなでお伝えしたかったこと。

子どもがいないというのも、場面緘黙症もトランスジェンダーも世の中をみたら少数派。

そんな、ガーベラさんの生きている日常。

ビデオを見ると、とても落ち着いていて満たされていらっしゃる様子が私にはとても伝わってきました。きっとそれまでの道のりもあった事でしょうが今では、サポートする側に。

そこにはね、小さい頃に場面緘黙症の時にお母様と、ご家族との楽しい会話が家ではあった事。

トランスジェンダー、子なしの生活の背景には奥様のそこを含めてガーベラさんを受け入れている愛情が健在されていることがよくわかるんです。

あれ、それじゃあさっき言っている事と反対。

幸せ=家族愛ってなるじゃないって。

それは本当にそうなのですが。

家族の愛があっても、パートナーの愛があっても、またはそれがなくても、

ガーベラさんは、その前に自分を愛せているのだと思います。

自分を愛せていられているからこそ、周りの愛を受け入れられるのです。

ガーベラの花言葉

常に前進。

またまた、ガーベラさんそのものです。

楽しいよ〜を口癖にしていたら。。

今回は、アメリカ在住のゆりさんにインタビューしました。


ゆりさんのご自宅の背景には、アメリカの国旗が見えて、大きく横に広がる物は何かと思ったら、海でした。

徒歩で行ける距離にビーチがあるんですね。

欧米では、都会よりもこういった自然に囲まれた家の方が人気があり価値が高いです。

自分の子どもはいないけれど、姪っ子や甥っ子を含め16人での家族の集いは楽しいって。

その上、姪っ子ちゃんのスポーツ観戦にも行っているようで、それも楽しいってね。

ハーフっていう言葉の談義がありましたが、お友達のそのハーフの子どもの成長を見るのが楽しいって言ってましたね。

毎年、4−5ヶ月かけてアメリカ横断してカナダにスキーしに行くとも言ってましたね。

素敵なパートナーも家もあって、お友達にも囲まれて、仕事もパートで、こんな生活、ラッキーだねって付け加

えたくなるようなゆりさんの人生は、ゆりさんと話していてつくづく思うのですが、実はね、たまたまラッキー

なのではなくて、ゆりさんがこういう方だからこそ、ゆりさんが作り上げたものが現実になっていったのではないのかなと思います。

私ね、この動画の編集も自分でしているんですが。

毎回、1時間からそれ以上のビデオを30分以内におさめる訳です。

本当にどこをカットするのかが本当に悩みどころなんですが。

ゆりさんの場合、何度となく彼女が言う「楽しいよ」をカットしなければなりませんでした。

会話の中に自然に楽しいよが出てくる程、ゆりさんと言う方は自分から楽しさを発信されている方なんだと思います。

動画でもね、ゆりさん常に笑っていらっしゃいました。こちらまで、ついつられて笑ってしまう。

ここが、キーですね。

私ね、周りで結構国際結婚されている友人が多いのですが、実際ね、家族の集まりは楽しさ半分、憂鬱さ半分というのもよく聞く物です。

ましてや、スポーツ観戦とかね。

ここを楽しいと言い切れる。

自分の与えられた環境に、文句をつけようとするといくらでもつけらる。

あーまた夫の家族に付き合わなきゃとか、なんで家の子はこうなっちゃうんだろうとか、もっともっと良い仕事に就きたいのにどうしてとか、なんでもね。

でも、見方を変えるとどんな環境でも楽しくすることもできるんですね。

私が、ビデオの最後にご紹介した70代で癌で亡くなられたご婦人もそうでした。

生涯独身で、オランダ人の彼女はオーストラリアで外国人という生き方を生ききりました。

周りに、家族もなく愛猫と生活していた

彼女が

「ゆき、私は最後に癌というご褒美をもらった。

ここは、毎日楽しいよ。

いろんな人が行き来している姿がね、見えるんだ。

楽しいよ。」

と言っていました。

ゆりさんの好きな白ゆりの花言葉

無邪気。

無邪気って子どもの純粋さをまずはイメージしますが、私の花言葉辞典には素直で悪気ないこと、見栄や飾る事がないことって書いてありました。

ゆりさんが言っていたニモの言葉通りそして、彼女の生き方通り

Let it go、 ありのままを受け入れ得る。

小さい頃から、今60代も結婚はしない、子どもは欲しくない〜と決めている。

NEW!2022-05-10 15:57:12テーマ:ブログ

今回は、ミモザさんにインタビューしました。

ミモザさんは幼稚園の頃から、私は結婚しない!子どもも欲しくないと決めていたと。

幼稚園の頃からというと、めずらしいのかもしれません。

でも、これ今だからそうであってもう10年も、半世紀もすれば、大人になったら結婚して子どもを産んでなんて文化すらなくなる時代が来るのかもしれませんね。

昔はさぁ、一人の人に決めて結婚して子どもも自分の家族だけで育ててたんだって〜なんてね。

この世に生まれて、大人になり、子どもを産む、それが生きた証。

ここに小さい頃から疑問を持っていたミモザさん。

そんなミモザさんにも追いかけていた夢があって。

それは、海外でバレリーナとして成功していく事。

ところが、身体的な理由で当時既にバレリーナとして活躍していたにもかかわらず断念せざるを得なくなって。

ミモザさんは挫折を経験する。

初心に戻り、自分はなぜバレリーナになりたかったのかを追求する。

そうだ。人を、動物を、そこにある植物を、地球の生き物に元気と喜びを与えるようなそんな存在になりたい。

でも、こんな私がどうやってそれをできるのか。

それが、バレエで表現する事。 そのつもりだったのに。今は、それを奪われた。

自分は何ができるのだろう。

その行き詰まりから、ミモザさんは気づくのです。

何かを得ることで自分が完璧になって誰かを幸せにできるのではなく、今のあり方、そのものが、世界にたいしての社会貢献なんだと。

今、この瞬間に人はどうあるかなのだ。人生は、その今という積み重ねでできていると。

それは、バレリーナとして世界で活躍する人だけができることではなく、人として生まれてきた以上、子どもを産んで子孫繁栄、社会に貢献というのではなく、

この世に生をもった自分が今この瞬間に幸せだなと思っているその事事態が、社会貢献なんだという事ですね。

本当にその通りだと思いました。

大統領だろうと、有名だろうと、夢やゴールを達成しようと、子どもを持っている、持っていなかろうと、

今を楽しめない心でいると、幸せとは言い切れず、

何を持たずも、ミモザさんの神様がおっしゃったように、

ただ、幸せだなと思っていれば、あなたは幸せを経験しているのですよという事ですね。

そして、みんながその気持ちになれば、平凡だろうが、非凡だろうが、名も無い花だろうが、幸せの波長としてこの社会に調和できる。それこそが、社会、世界貢献ですね。

ミモザの花言葉、豊かな感受性

まるで、ミモザさんの事の様ですね。