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2022年6月 – 100のはな
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6月 2022

誰にも言えなかった。私は、ゲイ。

今回は、私の、オーストラリア生活での時のかけがえのない友達です。

なんかこう、辛い事があっても彼女と会うと、まずは笑いたくなっちゃうっていうなんとも言えない魅力があるんですよ。

菜の花さんの、誰にも言えない秘密にしていた事。それは、同性愛者である事。

成人になってからは、殆ど海外生活をしていて、日本語を話す時は日本にいらっっしゃる親御さんとお話しする時だけなんです、っておっしゃってました。

ところが、欧米での生活が定着してくると、西洋文化では同性愛への社会の受け入れがあり、公的な制度にもそれが整っていることを肌で感じ彼女は、次第に告白する事を決めました。

愛情たっぷり育ててくれたご両親への思い、日本の友達への告白、とてもとての悩んだ結果打ち明けてみると、

なーんだそんな事かという反応に、むしろ菜の花さん自身が驚かされます。

こんなに、問題だと思っていた事はむしろ自分が壁を作っていただけで周りは、自分が考える程、そんなに問題を問題だと思っていないんだって。

もちろん、受け入れられ難い状況の時もありますと菜の花さんは付け加えてました。

彼女は、告白して更に強い確固たる自分が確立できた時に、その事実ですら受け入れられているんですね。

受け入れられなくても、自分が自分の事を認めてあげれば良いのですって。

これは、不妊治療の末、子どもがいない人生を決めた時。

親にも孫の顔を見せられない、外を歩けば楽しそうな親子連ればかり、テレビを見ても家族で楽しく団欒する映像ばかり。

こういう事で、悲しんでいる声をよく聞きます。

でも、同性愛者であることも、子どもがいない人生である事も、または、病気で足を切断しなければならなくなってしまった方、詐欺にあって全てを失った方、自分の犯した過ちで全てをうちなってしまった方、どんな状態でもそれは、もう事実。

この事実が変えられないのであるならば、この事実を変えようと努力をして自分を苦しめたり、菜の花さんの言う壁を作ってしまうよりも、その事実を受け入れた時に人生が前に進み出すのだなと思いました。

菜の花の花言葉

小さな幸せ。それは、一つ一つの花が小さいことからそう言われるようになったそうです。

菜の花さんは、世の中が決めた幸せ、誰かの持っている幸せではなく、自分が感じる幸せを持っていれば、私はどんな状態でも、幸せですとおっしゃってました。

2度の手術。子宮筋腫10ヶ所で遂に子宮摘出。

今回は、ダリアさんにお越しいただきました。

インタビューの依頼をいたしましたところ、快く引き受けてくださったのですが。

実際、インタビューでは、身体的なご苦労をされたことをお話ししてくださいました。

自由が大好きとおっしゃるダリアさん。ご自身の事を放浪癖があると仰っているほど、20代の頃から、国内外問わず様々な地で生活をされていたようです。

そして、東北出身の彼女が沖縄に魅了されその後も定住しようと考えていた矢先、事情により東京に移住したそうです。

でも、それがあったからこそ、今の夫と巡り会えることができたのですと嬉しそうに、お話ししてくださいました。

そして、まもなく結婚。

その後、子宮筋腫で手術をするほどの激しい症状に悩まされたそうです。

私も、子宮筋腫で一時期酷い症状に悩まされましたが、手術するほどということなのでよっぽどだったのだと思います。

電車に乗ると、途中で着替えなければならない程。

寝る時は、介護用のおむつを履いていたほど、出血がひどかったそうです。

ところが、手術を受けたのちもまた再発してしまい、今度は、医者に子宮摘出を勧められたのです。

ここで、ダリアさんは悩まされます。

元々、子どもはできれば可愛がるが、できなければそれも人生と考えられていたとのこと。

ご主人には、前妻さんとの間に既にお子さんがいらしたのでプレッシャーがなかったと仰ってました。

でも、それよりも怖かったのが。

子宮をとることで、更年期障害の症状が早めにくるんではないか、老いを早めてしまうのではないか、などの周りの情報だったそうです。

そして、何件かのお医者さんに診断してもらい、決心がついたそうです。

「子宮をとることで今と変わることは一つだけ。

子どもが、産めなくなる。

あとは、ホルモンから来るものだから、更年期も老いも早めることも(それが原因でというのでは)ない。」

と、どの医者からも同じ事を言われたそうです。

そして、現在。

今年、50歳になったと仰ってましたが、本当にまさか!ってほどお肌ツヤツヤです。

お仕事も、出版関係のお仕事と、起業プロデューサーと、二足の草鞋を履いているんです。

そして、ご主人との共通の趣味もあったりで。

いつも、笑顔で本当に活動的にされています。

ただ、そんな元気なダリアさんも10歳の時に亡くなったお父様のお話をされている時は、とてもさびしそうでした。

もっともっと、親孝行したかったって。

でもね、そんなこと考えても今となっては何もすることできないしと仰ってました。

最後の質問の、あなたが幸せを感じる時は、どんな時ですか?という質問に対して。

いつも、幸せを感じていると仰ってました。

もう、こんなダリアさん、そしてこんな生き方をされている事が最大のお父様への親孝行なのではないのでしょうか?

「お父さん、みて。お父さんは、先に早くに旅立っちゃったけど、こんなに幸せに生きてるよ」  ってね。

きっと、こんな風に思えるのも、愛情たっぷりのご主人の存在、そしてそこに全部、頼るわけではなく、ダリアさん自身も自立して色々と活動されているからなのだと思いました。

ダリアの花言葉

優美 ダリアの花柄の着物は暑い夏に着るそうです。

ダリアさん、着物のセンスがとてもよくて、ダリアさんご夫妻が着物をきているお姿は、本当に優美なんです。ダリアのイメージそのものです。

37歳。死産そして、夫とレス状態に。

今回は、日光在住のひまわりさんにインタビューしました。

37歳と言う、若いひまわりさんが赤裸々に色々なお話をしてくれました。

20代の頃、付き合いたての若いカップルは、付き合って2ヶ月で妊娠をしました。

その時、彼女、ひまわりさんは、周りの反対を受け、若さもあり堕ろすことを選択したそうです。

ところが、お腹の中にいる赤ちゃんの心音を聞いた時「私が守る」って決めたそうです。

そして、反対していた周りの大人や友人からやっと祝福を受け出していた時。3.11のあの震災の日。

赤ちゃんは、旅立ってしまったそうです。

死産。

医者からは、赤ちゃんはお腹の中で臍の緒がクルクル首に巻きついて、息ができなくなってしまったのだと。

その時、ひまわりさんはとても苦しんだとおっしゃってました。

何より、安定期に入ってから死産になる事があるのだという、ショックと共に、周りからの心配がゆえの言葉の痛さ。

「もう、産めない体になってしまったんではないか?」

「なんで、そんな事になったのか?」

そこでも、ひまわりさんは前向きに人生を進みます。

若いカップルには、あまりに大きな出来事だったと思います。色々、悩まれたことと思います。

それでも、二人は結婚を選び、試練には負けませんでした。

ひまわりさんが、これできっとまた元気な赤ちゃんがきてくれると願っていたその時。

夫は、それを望まなかったとおっしゃってました。

そこから、ひまわりさん夫婦はセックスレスになってしまいます。

どうしてだろう。ひまわりさんは悩みました。

若い二人。夫も愛しているのに。子どもも望んでいるのに。

でも、心が分からなくても身体は正直にひまわりさんにサインを送ってきたと言ってました。

その行為が痛いんですと。

そして、そこから内観して自分との対話をする。

そこから見えてきたもの。

私は、いつも人の事を優先に考えてきた。それは、夫との関係でも、友人関係でも、職場でもそうだったと。

あの身体の痛みは、もうそろそろその限界がきたよというサインだったと。

そこからひまわりさんは、夫とのより良い関係のためにも、そして何よりも自分自身の為にも自分を労ろうって。

自分の気持ちを殺すのはもうやめようと決めたとおっしゃってました。

そしてその時、少しづつ、夫婦関係が改善し始めたとおっしゃってました。

自分に正直に生きているので自然と私の顔から笑顔が増えたんですと。

ひまわりさんのご主人が、一番見たかったもの。

それは、自分に合わせてくれる優しさより、何より、ひまわりさんの笑顔だったのですね。

ひまわりさんは、自然が大好きで、小さい頃からそんな自然と語り合っているとおっしゃってました。

この習慣こそが、自分を見つめるという力をつけられたのかもしれないですね。

この何気ない時間が、心に大きな余裕を作るんだってつくづく思います。

この余裕がね、ひまわりさんの言う平和を願う気持ちに繋がっていくんじゃないかなって思います。

番組の性質上、私あえて聞いてみました。

でも、不妊治療で悩んでいる時、または、その問題以外の問題で悩んでいる時って世界平和も何もその問題で頭がいっぱいになってしまうものですよねって。

これまた、ひまわりさん良い答えをされていましたね。

問題が起きている時は、人の事なんて考えなくて良いですよ。ってね。

私も同感です。

世界平和の第一歩。それは、一人一人の心の平和から始まるものだと思います。

ひまわりの花言葉 あなただけを見つめる。

そして、99本のひまわりになると 永遠の愛

ひまわりさんは、頭に描いたものが現実になるのだとおっしゃってました。そして、子どもを願っているともおっしゃってました。

ひまわりさんの永遠の愛、元気な赤ちゃんが必ずまたひまわりさんのところに戻ってきますように。