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誰にも言えなかった。私は、ゲイ。 – 100のはな
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誰にも言えなかった。私は、ゲイ。

誰にも言えなかった。私は、ゲイ。

今回は、私の、オーストラリア生活での時のかけがえのない友達です。

なんかこう、辛い事があっても彼女と会うと、まずは笑いたくなっちゃうっていうなんとも言えない魅力があるんですよ。

菜の花さんの、誰にも言えない秘密にしていた事。それは、同性愛者である事。

成人になってからは、殆ど海外生活をしていて、日本語を話す時は日本にいらっっしゃる親御さんとお話しする時だけなんです、っておっしゃってました。

ところが、欧米での生活が定着してくると、西洋文化では同性愛への社会の受け入れがあり、公的な制度にもそれが整っていることを肌で感じ彼女は、次第に告白する事を決めました。

愛情たっぷり育ててくれたご両親への思い、日本の友達への告白、とてもとての悩んだ結果打ち明けてみると、

なーんだそんな事かという反応に、むしろ菜の花さん自身が驚かされます。

こんなに、問題だと思っていた事はむしろ自分が壁を作っていただけで周りは、自分が考える程、そんなに問題を問題だと思っていないんだって。

もちろん、受け入れられ難い状況の時もありますと菜の花さんは付け加えてました。

彼女は、告白して更に強い確固たる自分が確立できた時に、その事実ですら受け入れられているんですね。

受け入れられなくても、自分が自分の事を認めてあげれば良いのですって。

これは、不妊治療の末、子どもがいない人生を決めた時。

親にも孫の顔を見せられない、外を歩けば楽しそうな親子連ればかり、テレビを見ても家族で楽しく団欒する映像ばかり。

こういう事で、悲しんでいる声をよく聞きます。

でも、同性愛者であることも、子どもがいない人生である事も、または、病気で足を切断しなければならなくなってしまった方、詐欺にあって全てを失った方、自分の犯した過ちで全てをうちなってしまった方、どんな状態でもそれは、もう事実。

この事実が変えられないのであるならば、この事実を変えようと努力をして自分を苦しめたり、菜の花さんの言う壁を作ってしまうよりも、その事実を受け入れた時に人生が前に進み出すのだなと思いました。

菜の花の花言葉

小さな幸せ。それは、一つ一つの花が小さいことからそう言われるようになったそうです。

菜の花さんは、世の中が決めた幸せ、誰かの持っている幸せではなく、自分が感じる幸せを持っていれば、私はどんな状態でも、幸せですとおっしゃってました。

Yuki