Top
イタリア出身、日本滞在22年、子供好きの独身子なし人生 – 100のはな
fade
387
post-template-default,single,single-post,postid-387,single-format-standard,eltd-core-1.2.1,flow-ver-1.7,,eltd-smooth-page-transitions,ajax,eltd-blog-installed,page-template-blog-standard,eltd-header-type2,eltd-fixed-on-scroll,eltd-default-mobile-header,eltd-sticky-up-mobile-header,eltd-menu-item-first-level-bg-color,eltd-dropdown-animate-height

イタリア出身、日本滞在22年、子供好きの独身子なし人生

イタリア出身、日本滞在22年、子供好きの独身子なし人生

イタリア出身のサンフラワーさん。日本で暮らして22年になるそうです。

日本に最初に来た時には、言語も分からず、長期滞在ビザもなく、仕事もなく、何にもない状態で来たのよとおっしゃってました。

なぜ、サンフラワーさんが日本に来たか。

それは、大学で日本語を学んでいたことそして、仏教に興味を持ったサンフラワーさん。

実際の日本の生活ぶりを見てみたかったということ。

その後、イタリア語の教師になるわけです。

教師という仕事に自分がなるなんて思ってもみなかったわと。

なぜなら、学生時代は先生が好きじゃなかったし、教育を勉強したわけでもなかったし。

だからね、なりたての頃は葛藤ばっかりだったわって。

ところが、何年も経つと、次第にそれが自分のパッションに代わり今ではやり甲斐を感じていると。

最後に、人生の目標はなんですか?

と質問すると、自分の目標通りの生活をしています。とお答えになりました。

だって、何をして良いか分からなかった若い頃、無我夢中で日本に滞在するために始めたイタリア語教師という仕事。そしてそれを今はとても愛しているから。

自分の仕事を愛せるていること。そして、ありのままの自分自身、私という人間はどういう人

なのかっていう事を愛せている事。それが、サンフラワーさんの目標通りの生き方という訳ですね。

毎日、持っていないものではなく既に持っている事だけをフォーカスしているから。

そんな、サンフラワーさんに

でも、朝起きてなんか冴えない日だってあるでしょ?そんな時は、どうするの?

と聞くと。

私は、日課として朝まずは仏教の教えを実行しているとおっしゃってました。

それが、冴えない日でも精神的に気持ちが上がるのだとおっしゃってました。

それでも落ち込む夜は、どんな小さな事でもいいから、今日おきたよかった事3つを思い出してますって。

天気よかったとかなでもいいんですって。

そんな事をしている内に、3つ以上見つけちゃってそれがやがて気持ちを上げてくれるんですって。

そして、彼女のもう一つの心得は、何か他者に奉仕をすること。

これも、大きくなくていい。

例えば、道でよく会う顔ぶれ実際に個人的に知っているわけではないけれど、毎回会う方々に

挨拶をするようにしたんです。

そしたら、今では向こうも挨拶してくれるようになる。

こんな日常の事が、みんなを笑顔に変えるんですね。

旅行が大好きというサンフラワーさん。

日本の都道府県全て制覇。そして、東海道五十三次をコツコツ続けているんですって。

私は、サンフラワーさんに会うたびにこの旅の話を聞かせてもらっていて、改めて日本の良さを再認識させてくれるんです。

コロナの時に、一人暮らしをしているサンフラワーさんがどう過ごしているのかとても気になっていました。

彼女は、公園を散歩したり、zoomでイタリア語を教えたり、メンバーを集めてzoomで集って近況報告しあったり、会おうよって誘っても、コロナの期間はダメよって一人で色々楽しみを見つけていたようです。

お誕生日には友人が駆けつけてくれる程、信頼あるお友達がいっぱいいるサンフラワーさん。

自分に挑戦し続けるサンフラワーさん。

仕事でも、旅行でもそこに道があるから歩いていく。やがて、思いもしなかったゴールに辿り着き、そこに大きく言えば人生の喜びを見出すそんなサンフラワーさん。

こんな発想でいるので、子どもがいないという事にもそこに、幸不幸を感じた事はないわよとおっしゃっていたのですね。

様々な事情があって遠いイタリアのご両親を介護できなかった時、子どもがいるいない、様々な立場で状況であっても、

今の自分であることに100%でいる事。

これが、ご両親への親孝行でもあり、自分自身への幸せを感じる生き方でもあるのですね。

ひまわりの詩

もしバラが、ひまわりになろうとしたらその美しさを失うだろう。もし、ひまわりが、バラになろうとしたらその強さを失うだろう。   哲学者 マトショーナ ドリワヨ

Yuki