台湾のお姉さん、子どもがいなくても幸せ!
蓮の花さんは、私の友人Yさんの台湾に住んでいらっしゃるお姉さんです。
Yさんは、約20年前に台湾から日本に来て現在も日本で暮らしています。
蓮の花さんは、20代早々で結婚されなかなか妊娠には至らなかったそうです。
でもだからと言って、医療に頼る事はしなかったそうです。
当時は、今よりも体外受精の様な不妊治療は高額だったのかも知れません。ま、今でも十分に高いですけれどね。
子どもがいない女性に限らず、将来老後が心配と言う思いは多少は誰でもあるものだと思うのですが、その事をお姉さんに伺うと。
健康面でも精神面でも鍛えているので、今はそこは心配ではないとおっしゃってました。
精神面では、輪廻転生の事を話されていました。
今世で子どもが持てなかったと言う、課題を終えたので来世ではこの事には悩まない人生になるでしょうとおっしゃってました。
この、過去世だとか来世だとかっていう考え方で言うと、
きっと私は過去世で子どもを産まなくなるような出来事があったのだとか、来世では巡り合えるのかななどと客観的な考えになれますよね。
もう一つ、面白い観点でお話しできたのは。
子どもが欲しくて持てない人に何かメッセージありますかと言うところからの。
認知の問題と言う言い方で話をされていたのですが。
世の中が、子どもを持っている人が大多数でその逆が少数派ですが。
そうなると、自分が少数派だから気になってしまうと言う事もある。
例えば、世の中が子どもがいない人だらけになったとして。
え?子どもがいるの珍しい!なんていう社会を想像した時に。
みんなが自分の人生を謳歌していて自分一人子育てで大慌て。
なんていう方きっと若い頃にお子さんを生まれた方ってこんな心境になられた事あると思うんですよね。
もしかしたら、そういう方ってこの子どもが欲しいという悩みとは真逆の悩みと戦っているかも知れませんね。
お姉さんがおっしゃっていた、
神様が人口を調整していると思えば、自分一人が子どもを持つ持たないという小我の自分の問題に囚われるのではなく、大我の自分になった時に世界全体を見ることができると言っていたのでそこに考え方としては繋がっていくのかなと思います。
幸せを感じる時という質問には、お姉さんとても素敵な回答をされていました。
どんな事をしていてもよい。そこに無我夢中になっている自分がいることこそが幸せであると。
例えば、温泉に入っているから幸せとかではなく、怒りたい時には怒ればいい。
一所懸命になる事が、精神を高めていくとおっしゃってました。
私はそこに、お姉さんの生き方を感じます。
蓮の花は、仏教の教えに用いられますね。
白い花を咲かせる蓮は、泥の中に根をつける。その泥が濁っていれば濁っているほど、純粋で鮮やかな白い花になる。この泥こそが世間の困難を象徴しているとされ。
しかも、他の植物に例を見ないその性質。花を咲かせる時期と同時期に種ができると言われていてそれも、仏教では、生まれたその時に既にその徳を持っているとされていますね。
これは、言い換えたら、頭で思い願ったその瞬間から実はもう叶っているとも言えると言われています。
お姉さんの発想はまさに、そんな蓮華のごとく悟りの真理を解いている様でした。