元女子、元サッカー選手たちの男性へFTM、そして新たな挑戦!
今回は、特別版として初のイケメン男子にお越しいただきました。
ミュータントウェーブの皆様がきてくださいました。
元なでしこリーグのサッカー選手で、元女子からの男性になられた3人組です。
インタビューの最後に自分の性別について悩んでいる方へのメッセージは?と聞くと、
悩んでいるときは、悩めるだけ悩んだ方が良いっておおちゃん。
まさは、自分の人生一度きりだから好きな様にやりなよって。
欧米ではね、トランスジェンダーになってからまた男に戻ってそしてまた女に戻ってなんてケースもありますしね。
あさひは、自分の体験から、
戸籍を変えるという大掛かりの決断をするまでにたくさん悩んできたけれど、実際変えてみると、自分を縛っていたのは実は、自分自身だったんだって。
行動して、結果を得ると自分が思っていたより簡単で、新しい世界が見えてくるという。
行動という点では、もう一つ。
私も、クライエントさんから自分が何をしたいかわからない、楽しむ物をみつめ方がわからない、自分の適職がわからないという質問をよく受けます。
ミュータントさんは、たまたま楽しいもの、情熱をかけるものに巡り合ったのではなく、
確かにミュータントさんのサッカー能力というものは、元々の背景ももちろんあると思うのですが
色々な差別、努力、羨ましいと思う気持ちとの戦いなどを乗り越えてでも続けてきた事がその後の功績になったのでしょうね。
そして、行動していく中で情熱と変わった今のプロジェクトが確立されたのですね。
好きなものがあっていいねなんて声をたまに聞きますが、
好きな事って、考えていると出てくるように思われるんだけれど、実は好きになる努力っていうのもあると思うんです。
続くている内にそれが趣味になったり、適職になったりするのが大抵の場合ではないでしょうか。
そして、これを持った人は強いんですよね。
このインタビューを通して改めて彼らの使命というのを感じていました。
これは、
あえて、女性として生まれてきて、
時代背景からか、女子の体で、男子と一緒に、サッカーを共に戦って、
でも、小学校を卒業すると男子との体の違いを目の当たりにされ、大好きなはずのサッカーから遠ざかってしまったり、
時に、クラスメイトから心なき態度をとられたり、仲間はずれにされたり、
普通の学生がやっているような、楽しそうな遊びは全て経験することはできず、
ひたすらサッカーの練習をして過ごした学生時代、
こんなミュータントの3人だからこそ
世に伝える力というのがあるんだなって感じます。
LGBTQの中でも、一番注目されにくいFTMという彼ら。
この男女の区別のはっきりしている日本から海外発信していく彼らをこれからも応援して行きたいなと思います。