また、流産しちゃった。これって私のせい?
そんな風に、自分をそして自分の運命を責めた時期が過去にありました。
若い頃の結婚する前に、
もし崖っぷちでどちらかの命を助けないと死んでしまうというシチュエーションになったら子どもと夫どっちを助けると思う?
するとほぼ全員
夫!!! (将来の!!!)
と答える。
なぜなら、夫はこの世に1人しかいないけれど子どもはまた産める。
なんと言う、若いが故の頭の論理。
流産して顔も見たこともない我が子。私のお腹に宿ってくれた小さな命。
そんな赤ちゃんが流れて行ってしまった時。
どんな事があっても救いたかったあの命。これって私のせい?
あの時、薄手で出かけて寒くさせてしまったから? あれをやったから? これをしなかったから? 前世があるのなら何か悪いことでもしたから?
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そんな風に自分を責め、絶望の縁にいた時期。
そして、周りの出産ブームの中、引きつり笑顔で友には祝福の言葉を捧げ。
そこから、10年以上経った今。
10歳の少女が、ママが私の上に2人子供がいたかもしれないんだけれど流産しちゃったんだって、って告白してくれた時にスラッと出てきた自分の言葉に自分を誇らしく思う。
その2人の命はさ、たまたまこの世にこれない事情があったんだと思うよ。
でも、ずっと一緒なんだよね。
生まれたとか生まれなかったとか関係なくね。
流産を経験した方、そのあなたの所に来た小さな命に必ずまた会える。
そして明日の我が子を腕に抱くのを願うあなた、がんばれあなたの未来。
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